7月11日(水)東京・イイノホールにて映画「闇金ウシジマくん」の完成披露試写会が開催され、
出演キャスト、監督の豪華面々が舞台挨拶に登場した。
映画では借金の返済に追われた未來役の大島優子さんに、今回は立場を逆転し、男性陣キャストと山口監督にウシジマのごとくお金を貸してあげる!?という提案があがり、500円玉と10円玉で出来た約120万円分のコインパネルと借用書が登場。
映画のコピーでもある「金は貸す。ただし人生と引き換えだ。」にならい、ウシジマ率いる闇金会社カウカウファイナンスの違法な金利「10日で5割」の利息で、映画公開日の8月25日には120万円が1000万円に膨れ上がるという恐ろしいコインパネルを「何と引き換えにして借りるか?」の問いに男性陣キャスト・山口監督がそれぞれ答えた。
山口監督:「次回作品の主演女優の座!と晩酌セット」。(会場どよめき)
今回はひどい役だったので、大島さんの事務所からは次は幸せな役を…とお願いされています。
やべさん:「○いうえお ○の中に入るものは?」大島さんに「アッ!」と言ってもらえるものを担保にしようと..。
崎本さん:「肝臓」です!腎臓でもオッケー。簡単にお金を借りちゃいけないよ、という意味もこめてですね。
新井さん:「身分証のコピーと実印」!保証人は同じ事務所の先輩の浅野忠信さんにお願いします。
林さん:「中学校の記憶」を大島さんにさしあげます。中学校のころモテたんです….本当に戻りたい。
そんな中学生活は僕の大切な宝物です。
山田さん:僕は銀行に借りるんだと思って書いてしまったんですが、「命名権」!
例えば、「こんにちは。ウシジマ役の大島優子です」のような。
だから僕も「大島優子」と名乗れる訳です。
大島さんの代わりにAKB48のライブにも出られるし、2倍働けますよ。
みなさんの担保が出そろったところで、大島さんがお一人だけお金を貸す人を選ぶことに。
大島さん:もう一人の私が生まれるということで山田さんに!私が舞台挨拶に出ているときは、
山田さんがAKBのライブに出てくれるんですよね!
山田さん:どうも、山田改め、大島優子です。
山口監督:山田くんは「ヘビーローテーション」も歌って踊れるからね。
大島さんに選ばれた山田さんは、借用書にサインをした。
山田さんコメント:
映画『闇金ウシジマくん』は、ドラマから見た人も、はじめて今回映画から観る人も、どちらも楽しめると思います。色々な視点があって考えさせられると思います。家に帰ってからも、この映画を感じてほしいです。色々なものとの距離、とくにお金との距離感は難しいですね.収入も支出も違うからなんです!意識して、気をつけて生きてください。お大事に!
そして、「ウシジマくん」の客席の声と共に、舞い散るお札と歓声のなか、完成披露は幕を閉じた。
どこにでもいる若者たちのどこにでもある欲望の結末とは・・・
究極に危険なサバイバル・エンタテイメントの公開まであとわずか!